- 2020-9-12
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は、久しぶりに宇陀榛原の鳥見山の様子を見てきました。天頂近くに月が出ているので、街灯り半分、月灯り半分の夜ですが、榛原中心部の霧は出たり消えたりです。南方向、菟田野方面は川沿いを中心に低めの霧に覆われていますが、東方向は室生湖の上だけで天満台の住宅地までは霧が昇ってきていません。暗いうちは南西方面、大宇陀の方角も霧が出ていませんでした。
菟田野方面の霧は、個人的に好物(^^)の低めの霧です。街灯や車のライトが霧のソフトフィルターを通して大きく滲んでいます。これは、地を這うような低い雲海の時だけに見られる景観です。
明るくなってからも、この南側の景色が良い感じでした。色彩が消えて「海」と言うよりは「雪原」のように見えます。その中で刈り取り前の黄金色の田んぼが見え隠れしています。
通常、フラットな雲海は、無風で強い冷え込みの時に見られるのですが、今朝の場合は強めの東風が吹いており、場所によっては霧が吹き上げられるのに対して、この辺りは山を越えて吹き降ろす風に霧が押さえつけられていたように見えました。
伊勢湾方面から吹き付ける風で三重県の上空に雲のバリケードができていて、朝焼け&朝日のドラマは諦めていたのですが、最後の最後に「幻日」のサプライズがありました。上の写真の矢印のところにある虹のような輝点が幻日です。
→ 動画は後日アップする予定です。