てるてる坊主の茅の輪?

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五條市の生蓮寺に「疫病退散てるてる坊主」の茅の輪ができたと聞いて行ってきました。場所は、大和二見駅から西へ徒歩約7分、車だとR24号線の二見駅前の交差点から少し狭い道を西北西方向に入り、踏切を越えて進むと右側に見えてきます。雨乞い、晴れ乞いのてるてる坊主で有名なお寺ですが、今回はてるてる坊主が飾られた茅の輪※が出現しました。

※6月末頃に各地で行われる神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の「茅の輪くぐり」で使われますが、神社だけでなくお寺で行われることもあります。夏越の祓では、ほかに紙で作られた人形(ひとがた)に息を吹きかけて清めます。12月末に年越しをするのに対して丁度1年の真ん中の6月末に無事に半年を過ごせたことに感謝するのですが、旧暦の6月末は今年で言えば8月18日にあたり、厳しい盛夏を越したところという意味もあります。ただ、多くの社寺では、まだ夏を越していない新暦の6月末に実施しているので、ちょっと季節感的にはそぐわない状態になっています。

梅雨の頃、本堂の前に吊るされていたてるてる坊主が、いったん整理されて大きなアーチに吊るされています。「輪」にはなっていないので茅の輪風ということかも知れません。10月24日までお祀りしているとのことです。

境内のハスは、ピークを過ぎて花も少なめな印象ですが、お寺の東隣にあるハス畑には、まだまだいっぱいハスが咲いていますよ。

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