今年の夏は、酷暑ということもありますが、コロナ禍の影響で全国的に見てもイベントも控えめ、観光客も少なめと言うところが多いですね。こんな時は、県内や近県で移動を最小限に抑えながら、旅費が浮いた分、ちょっと贅沢に楽しむというのはいかがでしょうか?
国の「Go to トラベルキャンペーン」に続いて奈良県の「今なら奈良県キャンペーン」も始まり、併用はできませんが、奈良県在住なら対象ホテルで宿泊最大7割引きとなります。大阪府や近畿圏の方はもちろん、奈良県民こそ、この機会に奈良に泊って奈良の魅力を再発見してみませんか?
★★★ 以下、某人気番組の上から目線ナレーション風に ★★★
本当の奈良の魅力も知らずに、やれ、奈良には何もないから休みの日は大阪にしか行かないだとか、うまいもんは無いだとか、高級ホテルなんかいらないなどと言っている奈良県民のなんと多いことか(^^)
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というわけで、今回お泊りするのは、2018年11月にできた「セトレならまち」です。場所は猿沢池の東側、六道の辻※と言われる広い交差点に面していて、ガラス張りの玄関ロビーから見るとまるで猿沢池や五十二段とそのままつながっているような解放感があります。
※六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の世界への分かれ道のことです。
吉野杉をふんだんに使ったという館内には、森の香りが漂います。宿泊客にはレストラン手前のドリンクバー(上の写真の左)で、アルコール類、ジュース、コーヒーやおつまみがフリーで提供されていて、もちろんお部屋への持ち込みも可能です。2階の北西端にあるライブラリー(上の写真の右)からの眺めも良いですね。
敷地の真ん中に大きな中庭があって建物はコの字型になっているので、意外と部屋数は少なく、閑静な雰囲気です。こちらのお部屋は、和洋折衷型で写真右のベッドと、写真左奥の掘りごたつの部分が一段高くなっています。手前の洋室の部分も靴を脱いで上がるタイプなので清潔感がありますね。さらに、今回は外が暑いので使いませんでしたが、右奥にはテーブルセットを備えたベランダもありました。
奈良発祥のホテルではありませんが、お食事は奈良の食材にこだわっています。今回は、その名も「Stay Local」と名打ったコースのディナーを頂きました(^^)! 最初に出てくるのは、~奇跡の卵(白鳳卵)大和ほうじ茶~ …
上の写真の左上のサラダは、なんとホテルの中庭で栽培、収穫された正真正銘「ならまち産」のお野菜が使われています!
右上の「至福のジュレ」、まほろば赤牛を使った冷製スープも美味でした。よく見ると〆の三輪素麺があるもののご飯やパンがありません。糖質の摂り過ぎが気になる方にも安心かも?(アルコールや飲み物はフリーですけどね^^)
屋上も開放されています。これからの季節、夕涼みにはピッタリです。
おまけ…
宿泊客への自転車の貸し出しも無料です。奈良町(上の写真の左:元興寺)はもちろん、今年は東大寺観音院で営業している某有名かき氷店(上の写真の右)へもひとっ走りです。自転車は台数に限りがあるのでお早めに…