- 2020-2-4
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
昨日は節分でした。奈良県内のお寺などでは豆まきや追儺会が行われましたね。こちらは法隆寺で行われた追儺会の様子です。今年はお天気は良かったのですが、実際に鬼が登場するのは午後7時半ごろなので、午後6時ごろはまだ人がまばらでした。
午後7時ごろになると地元の方や観光客の方も含めて、西円堂を取り囲むように人だかりができましたが、平日と言うこともあってか、ぎゅうぎゅう詰めと言うわけではありません。
赤、青、黒の鬼は、最初はゆっくりとポーズをとっているだけですが、松明を渡されたとたんに火の粉を散らしたり、松明を振り回したりして暴れ出します。
その後、燃え盛る松明を拝観者に向かって勢いよく投げつけてきます。鬼の場所から拝観者の最前列までは5mほどしかなく、金網があるとは言え、凄い迫力です。昔は金網が無かったそうなので、こんな風にカメラを構えているどころではなかったでしょうね。
3匹の鬼の他に、正義の味方毘沙門天も登場します。(バトルシーンはありませんが…^^)
ところで、金網から拝観者の最前列のロープまでは一部を除いてだいたい1mほどの距離があるので、カメラで撮影した際に金網が写り込んでしまうのが気になりますね。ピントを鬼の方に合わせて、金網をフォーカスアウトしてしまえば良いのですが、実際のところどの程度写り込むのかを確認してみました。
上の写真は、焦点距離35mm(フルサイズ)でF2.0ですが、門にピントを合わせても金網の影がぼんやりと写り込んでしまいます。これより広角だと金網を消すのは無理ですが、焦点距離50mmならF2.8程度、焦点距離75mmならF4.0程度でも金網はほとんど写らないようです。
ただし、手前からフラッシュやライトで照らした場合は、絞りを開いていても明るく反射した金網のパターンが画面全体に写り込みます。フラッシュやライトの使用は禁止されてはいませんが、他の参拝者やカメラマンの迷惑になることから、なるべく使用しない方が良さそうです。