- 2019-12-19
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今年(秋のシーズン)は、10月の後半を除くとあまり雲海が出なかった宇陀榛原の鳥見山… ここのところ気温が低く冬型のお天気が続いていたので今年はもう雲海シーズン終了かと思っていましたが、一昨日辺りから気温が上がって秋の気候に戻りましたね。今朝は、上空が快晴で風が弱い「わかりやすい雲海日和」なので、奈良盆地も横目で見ながら出かけました。奈良盆地の中央部、安堵町や田原本町の辺りでところどころ濃い地霧が発生していて、雲海になりそうな気配はありました。少し高いところから眺めてみたのですが、発生する時間が遅すぎたのか、盆地全体を覆いつくすほどの勢いは感じられません。夜明け前まで待てば、御所市、五條市などでは雲海になりそうですが、ここは確実性を重視して(^^)宇陀榛原の鳥見山に向かいました。
今週は天頂から月光に照らされている明るい夜ですが、空が良く晴れているので星も見えています。春の大三角形は高く昇り、東の空には、蛇座が、上の写真の右の方には火星も昇ってきています。
こちらは、南側、伊那佐山と榛原市街地の方向です。右端奥の赤い光は大宇陀、そのすぐ左側は宇陀松山城跡です。強い月明りに照らされると雲海の表面は白っぽく見えるのですが、今日は霧が低めなので緑や赤の夜景の色も透けて見えています。
室生方面、天満台の住宅地は、黄緑色の水銀灯が霧で拡散されてお馴染みの幻想的な絶景になっています。青っぽい色の街灯は霧のソフトフィルターで大きくぼかされて良い雰囲気です。
そして、東の空が赤く色づくと、群青の空に照らされた雲海の表面も合わさって、お馴染みのオーロラ雲海に!
新月だと後方の稜線辺りが陰で真っ暗になるのですが、今朝は、月の光が稜線を程よく照らしてくれるので、明るさと色のバランスが絶妙です(^^)/