- 2019-9-18
- ブログカテゴリー: 新着情報。
千葉県の一部の地域ではまだ停電が続いているそうですね。少し前は北海道でも大規模な停電がありました。現代は、インフラの中でもダウンして一番困るのが電力と通信網… とは言えガソリンやカセットボンベを使う高価な発電機を個人で常備するのも難しいところです。
そこで、オススメなのが、昔からある車載用のインバーターです。車のバッテリーの直流12Vを家庭用の交流100Vに変換する装置※ですが、私はパソコンでデジカメ画像のRAW現像などをするときに普段から使っています。
車のシガーソケットに接続するタイプがお手軽で、安いものだと2,000円位から販売されています。シガーソケットは通常10Aのヒューズが入っているので、12V×10Aで最大約120Wです。これで使える機器としては、スマホの充電はもちろん、ルーターなどのネット接続機器やほとんどのノートパソコンも使用可能です。容量が越えていなければ、液晶TVや照明機器、電動アシスト自転車の充電も可能でしょう。
一方で、直接電気を熱に変えるドライヤー、トースター、ストーブやコンプレッサーを使う冷蔵庫やエアコンには使えません。また、容量的には範囲内でもインバーターが出力する波形の違いで一部使えない機器もあるので注意が必要です。
大電力の機器を使いたい場合は、バッテリーから直接電気を取り出す大容量タイプのインバーターも市販されていますが、車の発電機にも能力の限界があるので、あまり長時間使い続けることはできません。
…とまあ、制約もあるのですが、高いものではないのでひとつ備えておくと安心ですよ。(^^)
※エンジンを止めた状態でカーインバーターを使用するとバッテリー上がりの原因になります。パソコンの充電などは発電機が良く回る走行時に行うと効率的です。