創業300年の老舗旅館

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またまた、奈良のホテルに泊まってみるシリーズです。(^^)
今回は、吉野山で金峯山寺門前の旅籠として何と三百年の歴史があるという湯川屋さんに宿泊しました。吉野山には竹林院群芳園などの比較的規模の大きな宿坊もありますが、こちらはこじんまりとした旅館と言う感じの佇まいですね。
参道から見ると二階建てのように見えますが、実は吉野建てと言われる木造の五階建てで、斜面に建っているので玄関ロビーは4階になっています。建物や内装は新しいものですが、門前の旅籠としての歴史を偲ばせる展示もありました。


夕食は、西行鍋と言う吉野葛を使ったオリジナルの鍋を一品に加えた西行御膳です。写真左上が西行鍋で、左下の胡麻を付けて頂きます。竹林院にも吉野葛を使った利休鍋というのがありましたが、吉野山全体の名物と言うよりもそれぞれのお店独自のお料理と言うことなのでしょう。ほかにも鹿肉のたたき(写真上の中央上)や刺身(同右上)など。もちろん刺身と言っても魚ではなくコンニャクや湯葉などの山の幸ばかりです。


海産物はほとんど使わず、地元で取れた季節の食材に手間暇かけて作ったものが多くて、とっても贅沢な気分になれますよ。

蔵王堂に一番近い旅館と言うこともあって、金峯山寺拝観券の割引きもあり、宿泊当日と翌日に渡り何度でもご拝観することができます。特にオススメは、朝一番に蔵王堂でお経を唱える朝の勧業体験です。朝起きたら勧業へ、終わったら朝食と朝風呂って言うのも良いですね。


車でのアクセスについては、桜のシーズン昼間は、旅館の前が歩行者天国になることから、下千本の宿泊専用スペース(宿泊者は無料)に停めるしかありません。電車の場合は、近鉄の吉野山駅から今年2年ぶりに再開したロープウェイに乗り換えるのがオススメですよ。

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