- 2019-3-9
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太陽の周囲で虹などが見られる大気光学現象で代表的なのは、氷晶による屈折で起こる「幻日」「暈」、また回析によって起こる「彩雲」などが知られていますが、ここのところ太陽の周囲には同心円状の薄い虹の様なものが何重にも重なって見えることが多いようです。
暈(かさ、ハロ、白虹)に比べると直径はずっと小さくて色がはっきりしていますが、これは「花粉光環」という現象だそうですね。空気中に漂う大量の花粉による光の回析が原因だそうで、遠くの景色や星空もぼんやりして、あまりありがたくない現象です。見ているだけでくしゃみが出てきそう?
確かめてみたい方は、太陽の中心が建物や電柱で隠れるようにしてカメラで撮影してみてください。