- 2017-10-27
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
昨日に続き、今朝も予想通り雲海が出ました。こんな風に晴天が2日続くときは、初日に大きな雲海が出るとその霧が雲になって上空にとどまり、次の日の霧の発生が抑えられることもあるのですが、今回は初日よりも2日目の方が濃いめの雲海になりました。
さて、昨日は鳥見山に登ったので今朝は気分を変えて(^^)額井岳の山麓あたりへ向かいました。満天の星空と光る雲海が綺麗です。早朝に見えるのは冬の星座たち、微かに冬の天の川も見えています。
↑ 拡大して良く見るとカノープスが写っていますね。
カノープスは南半球で一番明るい星で、全天ではシリウスに次いで明るい恒星です。北半球(例えば関東以北)ではなかなか見ることができないので、見えるとラッキーかも?
中国では南極老人星と言われていて見ることができると長生きできるとか…
宇陀では古来「源五郎星」、三輪では「源助星」と呼ばれるそうですが、由来ははっきりしません。一説によれば大峯の源五郎坂?の上に一瞬だけ現れるからだそうです。
山の高いところから見下ろすのとは違って、雲海の表面に近い高さから見るのも良いですね。東向きに開けた場所の方が色彩が綺麗なのですが、東向きの場所は限られます。この近くに工事現場のようなところもあったのですが、明らかに立入禁止場所なので諦めました。
宇陀松山城(上の写真の中央)は今朝も雲海に浮かんでいました。頂上の広葉樹が少し紅葉しているようです。