- 2017-5-10
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
大和高原のニホンスズラン群生地としては、室生向渕(むろうむこうじ)と都祁吐山(つげはやま)の2個所が知られていますが、例年、向渕の方が吐山よりも数日早く開花することから、今朝は向渕の方に行ってきました。
今年は去年よりも若干開花が遅れているようで、蕾を探すのにも苦労します。特にニホンスズランは、ドイツスズランに比べて葉っぱが大きく、花は葉っぱに隠れるように咲くので、目を皿のようにして探す必要があります。
探索すること十数分…これで、開花と呼べるかどうかわかりませんが、遠くで咲いている花を望遠レンズで捉えることができました。(^^)
↑ トリミングで拡大してみました。
気温にもよりますが、見頃までは1週間から10日くらいかかるでしょう。その頃になれば、散策路の近くでも見ることができます。
場所は、名阪国道の針インター交差点からR369号を南へ約3km、外の橋交差点(以前ローソンがあったところ)を左折して県道28号を2.2kmでスズランの看板を目印に大きく右折、細い道を800mで左側に約5台分の駐車場があります。群落へは、駐車場から徒歩で50mほどです。
なお、県道から駐車場に至る800mの道が狭く、一部舗装も無く路肩も軟弱なので進入する場合は十分注意してください。県道の入口から歩いた場合でも10分強で到着します。
また、柵の中に入ったり、スズランを採取することは禁じられています。 (スズランには、花、茎、葉、根の全てに猛毒が含まれており、人やペットの死亡例もあります。)