安堵町歴史民俗資料館のご紹介

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奈良盆地の中心、法隆寺の南東に位置する安堵町の安堵町歴民俗資料館に行ってきました。この資料館は、奈良県再設置運動※に尽力した運動家・今村勤三氏の生家を活用したものだそうです。
※ 1876年(明治9年)府県の統廃合により奈良県が堺県に編入されて消滅、1881年(明治14年)には、大阪府に編入されました。その後、奈良県再設置運動により、1887年(明治20年)に大阪府から分離されて奈良県が再設置されました。
場所は、JR法隆寺駅から安堵町コミュニティバスか奈良交通バス「かしの木台1丁目行き」で「農協前」下車、西へ100mで南へ進入路を入ります。
車の場合は安堵町役場から東約150m先の進入路を右折、駐車場無料です。
火曜日休館(祝日の場合は、最も近い平日)、開館9時~17時(最終入館16時)、入場大人200円

とても広いお屋敷で、母屋、土蔵、米蔵に茶室(2室)などもあり、庭には大きな枝垂桜も植えられています。

↑ こちらは主屋の茶室です。
裏千家流の作法である「夜噺の茶事」を再現した薄暗い照度を体験できます。展示コーナーでは、江戸時代の書物や資料、上述の奈良県再設置運動関連の資料、また、安堵町の伝統産業「灯芯」、昔の消防道具や民具なども多数展示されていて、なかなか見ごたえがあります。

さて、ここで、一番見たかったのは、かつて法隆寺から天理までを結んでいた「天理軽便鉄道」の展示です。
→ 次回「幻の天理軽便鉄道」に続きます。

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