- 2016-12-2
- ブログカテゴリー: 行ってきました！。
今日は奈良随一の歴史あるホテル、奈良ホテルの館内をご紹介します。
入口は、R169号（天理街道）に面したバス停側と、もうひとつ、ちょっとわかりにくいですが奈良町の不審ケ辻子町にもあります。ホテルの建つ丘は、元は鬼隠山（きそんざん）などと呼ばれ、元興寺に現れた鬼が住む山であったという伝説が残っています。
外観だけでも圧倒されますが、中も色々と見どころがいっぱいですよ。普通のホテルと同じく、客室エリアや使用中の部屋を除いて、ロビーや廊下は自由に見学可能です。
↑ ウェディングの記念撮影には欠かせない大階段（＾＾）
ところどころに据え付けの陳列ケースがあって、歴史的な遺物や資料の展示があります。ラストエンペラーで知られる清国最後の皇帝、溥儀（ふぎ）が来館時に使用した食器や天皇陛下、皇族の方が来館された際のメニューなども展示されていました。
↑ そして、こちらが有名なアインシュタインのピアノです。
ロビーに入って正面、大階段のすぐ右側の部屋にあります。実際にアインシュタインが弾いている写真も一緒に飾られていますね。この貴重なピアノは一度奈良ホテルを離れていましたが、後に奇跡的に大阪の倉庫から発見されて修復の上、里帰りしたのだそうです。
古いパンフレットや写真、新聞記事などの資料も展示されています。近県の方はあまり宿泊の機会は無いでしょうが、「ならスイーツコンテスト」の会場になったり、お手軽なランチ・ケーキバイキングのイベント、 またホテル内の「ザ・バー」が「あるくん奈良まちなかバル」の対象になることもあるので機会があれば是非訪れてみてください。
