- 2018-9-12
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
雲海シーズン到来…の続きです。
日の出の時間(5時半ごろ)が近づくころには新しい霧が展望台の方にも昇ってきました。空は厚い雲に覆われて、全く色が付きませんが、良く見ると東の空の稜線沿いに僅かに雲の隙間があり、そこから真っ赤な陽光が差し込んできました。何だか凄いことが起こりそうな予感(笑)がしますねぇ。
そして、鳥見山に登ってきた霧がまるで炎のように燃え上がります!
通常、この時間帯ですと上空の空が明るすぎるので、ハーフNDフィルターで減光したり、紙ワザと呼ばれる黒い厚紙で光を遮ったりするのですが、この時は上空の黒い雲が天然の遮光板になってくれたので、何の仕掛けも使っていませんが、燃え上がるように色付いた霧だけが眩しく光りました。毎年雲海を撮っていてもこんなのは初めての経験です。^^/
久しぶりに宇陀松山城跡(上の写真の中央)も雲海に浮かんでいますね。
南西方向を見ると、遠く御所、五條方面にも雲海が見えます。橿原など奈良盆地の中央部は霧の発生が無かったようですね。
なお、鳥見山公園への新道は昨年(2017年)の台風21号で通行止めになったままです。旧道は通れますが、狭く距離が長いのと今年の台風21号以降、木の枝などが散乱した状態で残っている場所もあり、路肩の溝などがわかり難くなっています。山道に不慣れな方は必ず明るい時間帯に状態を確認してから登ってください。