絶景で2022年を振り返る(後編)

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2022年の奈良の絶景を振り返りながらカレンダー風にまとめた後編です。


7月:


ゲンジボタルの最盛期は奈良盆地で5月末から始まり、山間部でも6月末頃までですが、室生など一部の地域では6月末~7月初旬にピークを迎えるところもあります。終盤のホタルは星に向かって高く高く飛ぶので、星とのコラボレーションを狙うなら月が出ない限りはこの時期がベストです。この写真は、さそり座の赤い星アンタレス、カラフルタウンとホタルの競演を狙いました。


8月:


葛城市の山麓線、山田交差点近くのヒマワリ畑はここ数年でほとんど転作されて無くなりましたが、今年は、葛城山麓公園近く、平岡地区のヒマワリが見事でした。なお、奈良県内で最大規模のヒマワリ畑、五條市ひまわり園は今年は種まきが遅かったらしく、ここよりも2週間以上遅れて、8月下旬~9月初旬が見頃ピークでしたね。


9月:


今年の雲海シーズン序盤は週末ごとの台風に翻弄されましたが、ようやくピークシーズンに入った野迫川村の大雲海です。大峰山系を望む雄大な景色をバックに広がる雲海が魅力的です。


10月:


葛城古道や明日香村など県内のヒガンバナ名所よりも少し遅れて見頃を迎える大淀町の世尊寺です。山門近くの塔跡周辺と本堂裏の二ヵ所にポイントがありますが、本堂裏が特に見事でした。


11月:


数年に1回しか巡り合えない天理の龍王山から見る貴重な奈良盆地のオーロラ雲海です。低く漂う霧を透かして見える街の光がクリスマスのイルミネーションのようです。二上山や信貴山など奈良盆地の東に連なる青垣の山々の向こうには、大阪平野の街灯りがまるで赤い海のように広がります。


12月:


12月は、奈良公園の中では一番遅く紅葉ピークを迎える水谷茶屋からの1枚です。近年は映え人気でカメラマンや観光客も増えています。
1月が飛火野の鹿だったので最後も鹿で締めてみましたよ。(^^)

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