3月1日より、奈良に春を告げる東大寺二月堂の修二会が始まりました。今年も新型コロナウイルス感染対策のためご参拝には下記の制限が設けられています。3月12日を除きお松明のご拝観は可能ですが、ネット配信などリモートでのご拝観もご利用くださいとのことです。
・ 3月12日については、お松明のご拝観はできません。(周辺立入禁止)
・ 3月12日を除く14日までについては、人数制限が行われます。
14日以外のお松明開始は午後7時、14日のみ午後6時半です。お松明をご拝観できる場所は、下記です。
・ 二月堂正面の竹柵内芝生(斜面と段々のあるところ:開場は午後5時ごろ)
・ 石段よりも下の二月堂下広場(三月堂と四月堂の間の平面部分)
・ 第二拝観所(二月堂裏参道の途中にある関係者駐車場)
なお、すべての拝観場所に人数制限があり、竹柵内芝生については、日によって午前中から待ち行列ができていますが、平日なら午後5時以降でも入れる時もあります。
さて、今年も昨年と同様、外国人観光客や修学旅行生も少なく、昼間の二月堂周辺は、比較的静かな時間が流れています。この時間帯は、二月堂に向かって右側の石段(上の写真の左)を使って回廊まで登ることもできます。竹柵内芝生エリアでお松明をご拝観したい方は石段の最下段右端から右に向かって行列を作って待っています。
午後5時過ぎになると係員の誘導で竹柵内芝生に進みます。平日だと午後5時以降でもまだ余裕があれば入れます。制限人数は決まっていませんが、5段ある芝生の各段とも一列に並ぶくらいの人数で制限されるようです。
例年、前半の1日~7日よりも後半の8日~14日になるほど混雑します。また、土日に当たる5、6、13日と最終日の14日は混雑が予想されますので、なるべく避けた方が良いでしょう。