東大寺二月堂で3月1日から始まった修二会のお松明も今日で6日目になります。14日まで続きますが、今年は12日~14日は直接見ることができない(映像配信のみ)ので、ご拝観できるのは3月11日(木)までになります。
先日もお伝えしましたが、今年は二月堂の前の芝生がある竹柵内のエリア(上の写真の左)は、先着200名程度で締め切られます。午後5時に入口が開放されるので、それより早く着いた場合は、三月堂と四月堂の間の広場で列に並んで待機する形になります。カメラマンに人気があるのは、北階段側の竹柵の辺り(上の写真の右)で、そこからだと階段を登るお松明と練行衆、童子の方を撮ることができます。
また、一番上の二月堂に近い竹柵沿い(上の写真)も大迫力で人気がありますが、上から三段目くらいまでは、火の粉や火のついた松明の破片を浴びる可能性が高く、ポリエステルやビニールのジャケットには穴が開くので注意が必要です。もちろん、カメラやレンズも直接火の粉を浴びると損傷する可能性があります。
なお、芝生エリアに入らなくても三月堂と四月堂の間の広場から見ることもできます。今年は、南階段とその下の緩やかな石段のスロープ部分には人が入れない(警備の方が数名のみ)ので、広場の最前列(上の写真の左)なら例年よりは見やすいかも知れません。
広場も一定数以上の人数になった場合は、裏参道沿いの第二拝観所(上の写真)に案内されるそうです。そちらは、かなり距離が離れているので撮影には望遠レンズなどが必要になりますが、最後部のカメラマン席では三脚の使用が可能となっています。万一拝観者が2,000人を超えた場合は、ご拝観ができない可能性もありますのでご注意ください。