- 2021-1-25
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は雨上がりの濃霧にはなったのですが、晴れ間が出るのが遅かったので放射冷却が効かず、雲海絶景的にはいまひとつのコンディションでした。その霧が上空に昇って薄雲になったのか、夕方にはご覧のように夕日の周囲に白虹(暈・ハロ)や幻日、タンジェントアークなどの珍しい大気光学現象が見られました。
幻日は、普通は短い縦型の虹のように見えて、虹や彩雲と間違えられることが良くあります。虹は太陽の反対側に出ますが、幻日は太陽と同じ高度の左右22度の位置に見られます。また、彩雲は太陽が雲に隠されたときに雲の縁に見える回析による現象ですが、幻日は光の屈折によって起こります。
また、良く見ると太陽の光が縦に伸びていますが、これは、空気中の氷晶によって起こるもので太陽柱の一種です。
暈(内暈)の外側にもうひと回り大きな外暈が見られることもありますが、その一部が薄い虹のようになって見えていました。