冬も天の川!

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今朝は少し雲があったものの空気が良く澄んでいたので、室生向渕で久しぶりに星を撮ってきました。
天の川と言えば、春から夏に撮影される事が多いですが、太陽系は天の川銀河の中にあるので、地球の周りはぐるっと天の川に囲まれており、方向や見え方は変わりますが一年中見ることは可能です。
夏は銀河系の中心部(いて座の周辺)が見えるので、肉眼でもはっきり見えますが、冬場は外宇宙の方角なので星がまばらで、肉眼では「ちょっと星の数が多いかな~」という程度にしか見えません。それでも空気が澄んでいる良いコンディションの時なら何とか写りそうです。

今の時期で未明なら、天頂のぎょしゃ座の辺りからオリオン座(上の写真の中央右)の左辺りにかけてモヤモヤと続いているのが天の川です。左下よりの明るくて青い星がシリウスです。下の方と右側(大阪方面)は光害の影響を受けているので画像ソフトで明るさを補正しています。


早朝の時間帯は人工衛星もたくさん見えます。(高度の高い所には太陽光が当たっているためです。)オリオンの三ツ星あたりを通過する人工衛星が1~2秒間だけ強い閃光を発していました。これはイリジウムフレアと呼ばれる現象でしょうね。平たい形状のアンテナなどに太陽光が反射することで短時間だけ強く光って見える現象です。

以前は、こんな時間帯でも飛行機のライトがたくさん写りましたが、コロナの影響で便数が減っているのか、最近は飛行機はあまり写りませんね。

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