パステルカラーのアジサイ

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関西の梅雨入りはまだですが、晴天続きで気温も上昇して、すっかり真夏のようなお天気になっています。ならまち、元興寺塔跡のアジサイもかなり色が着いてきました。アジサイの花の色はアルミニウムの吸収量と関係しているそうで、日本の土壌は酸性の場合が多いので、アルミニウムが良く溶けて青色になることが多いそうです。何故かこちら元興寺塔跡は、珍しく赤色の花も結構多いですね。色づき始めは青でも赤でもない繊細なパステル調の色合いになって、何とも言えない魅力があります。


アジサイのほか、ドクダミやシモツケ、ハルシャギク(ジャノメソウ)なども咲いていました。ハルシャギクは、最近道路沿いなどで大繁殖しているオオキンケイギクと違って真ん中辺りが濃い茶色になっているのが特徴です。ただし、ハルシャギクも比較的新しい時代に日本に入ってきた外来種※です。どちらも元々は緑化や鑑賞目的で導入されたものだそうです。

※:近頃は何でも「外来種=悪」のように捉えがちですが、公園や河原などでよく見かけるシロツメグサ(クローバー)も外来種ですし、シャガやヒガンバナも古い時代に渡来した外来種です。外来種だから悪いと言うわけでは無く、外来種、在来種にかかわらず生態系に大きな悪影響を与える生物に注意するという捉え方が正しいのでしょうね。


元興寺(極楽坊)の方でもアジサイが色づき始めています。こちらも赤と青があります。ちょっと今日は暑すぎて日なたの花はぐったりしていました。やっぱりアジサイの花は雨が似合います。(^^)

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