- 2018-12-17
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
奈良盆地の大雲海 の続きです。
信貴山で奈良盆地の雲海を見た後、車で柏原市側のポイントに移動を開始したのですが、少し下ると濃霧の中に突っ込んでしまいました。見晴らしは良くないのですが、車窓からもチラチラと雲海らしきものは見えます。奈良盆地はすり鉢状の地形で霧が溜まりやすいと言えるのですが、大和川の上を通って大阪側に流れだした霧は、経験上、直ぐに消えてしまうはずです。
それにしては霧が濃すぎるので、まさか大阪に雲海?と思って、半信半疑でUターンして大阪側が見渡せる十三峠に移動することにしました。
十三峠に到着すると、その「まさか」でした!
いつもなら眼下に大阪平野が広がるのですが、今朝は写真のように真っ白な雲海が一面を覆っています。遠く、梅田周辺のビル群が雲海から頭を出しているのが見えます。これまでも薄いカスミがかかるのは見たことがありましたが、こんな光景を見るのは初めてです。
奈良盆地には高い建物が無いので雲海が出ると全部沈み込んでしまうのですが、大阪だとこんな風に見えるんですね。
8時ごろになると風向きの関係か、奈良側はガスで見通しが効かなくなりましたが、大阪側は視界が閉ざされることもなく、まだ雲海が残っていましたよ。
これはJR久宝寺駅前のツインビルですね。見事に頭だけを雲海の上に出しています。
なお、信貴生駒スカイラインは、生駒山側から入ると十三峠まで来ることができますが、その先は2017年の台風21号被害の後、現在も通行止めとなっています。(2018年12月22日午前10時復旧開通予定)
一般道で十三峠の駐車場まで行って、徒歩登山道に上がることは可能です。