もうヒガンバナ?

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9月下旬の彼岸の頃に開花するのでヒガンバナと言うのでしょうが、どういうわけか既に満開になっているところがあります。
実は普通のヒガンバナは遺伝子が三倍体になっているので種なしスイカと同じで種子で増えることはありません。球根で増えていくが故に同じ場所に咲いているヒガンバナは同じ遺伝子を持っている。だから、(日陰や日なたで多少時期の差はあるものの)一斉に咲いて一斉に枯れると考えるのが自然です。ところが、ヒガンバナの変種で二倍体のものがあって、こちらはコヒガンバナと呼ばれ、開花時期が約1カ月早いんだそうです。上の写真を撮った馬見丘陵公園の公式HPにもコヒガンバナの可能性が示唆されていますが、人の手で植えられたヒガンバナの中にはコヒガンバナが混じっている可能性があるように思います。
と言うのも、コヒガンバナは二倍体で種子ができ、他の近縁種と掛け合わせて品種改良ができることから、園芸種の球根の中に紛れ込んでいる可能性があると思うのです。


こちらは、千年桜で有名な宇陀の仏隆寺です。まだ8月なのに結構咲いています。数年前に獣害で全滅に近かった状態から復旧しつつあるのですが、その過程でコヒガンバナなどの違う種類の球根が混じったのかも知れません。(あくまでも推測ですが^^)


昔から白いヒガンバナは時々見かけましたが、最近増えてきたものは黄色やピンクが混ざっていることが多いですね。一説では、これらは、コヒガンバナ(二倍体)とショウキズイセン(黄色いヒガンバナ)の交雑種なのだそうです。黄色と赤で白になるというのはちょっと不思議な感じもします。専門的なことは分かりませんが、昔からあったシロバナマンジュシャゲとは系統が違うのかも知れません。


石段の脇にも少しだけ咲いていました。例年のピークは9月中旬~下旬です。

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