雪と雲海の吉野山で至福のひとときを…

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昨日の雨(湿った雪)のあと、冬型に移行するまでは風が弱そう…というわけで、今朝は久しぶりに脳内雲海センサーが反応したので(笑)、早起きして吉野山に向かいました。奈良盆地にも少し霧は出ていましたが、上空の晴れ間が少ないために逆転層が形成されない夜のうちに高いところまで昇ってしまったようです。それでも吉野川の周辺は視界が最短10mほどの濃霧になっていました。
吉野山は、昨日の雪が残っており、下千本、参道、上千本と上に登るほど道路の残雪が深くなります。湿った雪なのでヤマザクラの枝に良く着雪していて、まるで桜の花が開花したように見えますね。

風はほとんど無いのですが、霧の量がどんどん増えているようで、中千本や参道の辺りまで昇ってきました。金峯山寺蔵王堂の屋根だけが雲海の上に浮かんで、参道が全く見えないというのも珍しい光景です。

その後、霧が上千本の辺りまで昇ってきて、蔵王堂も見えなくなりました。
なお、この時期、吉野山へのアクセスは、冬タイヤの装備はもちろんですが、雪道での運転の経験が無いとちょっと難しいレベルです。あと、今日は使いませんでしたが、スタッドレスタイヤに加えて金属チェーンを持参しておくと安心です。

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