- 2017-9-19
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝はゴージャスな雲海(その1) の続きです。
夜明けが近づくと東の地平線が赤くなってきます。雲海の表面は上空の青い空に照らされて青く輝き、道路沿いの水銀灯の黄緑色も少し残って独特の色合いに写りますね。空と地上の明るさのバランスが取れる僅かな時間帯がベストですが、それを過ぎてから、空が明るすぎて白飛びしてしまう場合は、上半分がND(減光)フィルターになっているグラーデーションフィルターや紙ワザ(黒い紙で一定時間レンズの上半分を覆う上級?テクニック)を使うとうまく写せます。空が青い時間帯、ホワイトバランスが「昼光」だと全体が真っ青になって気になるなら、「曇天」くらいが丁度良いでしょう。時間帯によって色がどんどん変わるので、ホワイトバランスはその都度変更するかRAWモードで撮影して、後からパソコンで調節するのが良いでしょう。
日の出の時間です。太陽の位置がかなり右(南)よりになりました。雲が低いのであまり焼けませんね。しかし、快晴よりは雲があった方が何かと面白いです。
鳥見山の場合、冬が近づくにつれて太陽の見える方向に高い山があるので、朝日の高度が高くなり、雲海に色が着きづらくなります。赤く色づく雲海も春先までしばらくは見られないかもしれません。
真下に見えるのは、宇陀市総合体育館かな。屋根だけが雲海から頭を出して、その後方では雲の滝のようになっていますね~
ただし、今日は榛原の市街地あたりまでの雲海だけで、それよりも西側や大宇陀の方面にはあまり霧が見えませんでした。