キトラ古墳・四神の館

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明日香村の「キトラ古墳」と「四神の館」に行ってきました。修復中の古墳壁画の公開が事前申込制で順次行われており、次回は東壁(青龍、十二支・寅)が5月14日~6月11日に予定されています。今回の申し込みは既に締め切られていますが、このニュースが広く知られているためか、見学には事前申込みが必要と思って敬遠している方も多いのではないでしょうか?
古墳そのものや通常の展示については、いつでも無料で見ることができます。(四神の館は、9:30~17:00※12月~2月は16:30閉館、年末年始休館)
古墳に隣接して四神の館と展望台があり、古墳の前には各壁画のレリーフが設置されています。レリーフは、紙と鉛筆を持参すれば写し取ることもできますよ。
道路の向い側には駐車場があり、駐車場からは地下通路をくぐってそのまま四神の館の地下の展示場に入ることができます。

↓ 順路に従って進むと先ず目に入るのが、実物大で再現された石室のレプリカです。

単なる写真ではなく、壁画の剥がれかかったところなども忠実に再現されています。奥に見えるのが(亀と蛇が合体したような)玄武の壁画ですが、意外と小さいのでびっくり!?
玄武(北)、青龍(東)、白虎(西)、朱雀(南)で四神と呼んでいます。
ちなみに東は室生の龍神伝説、西は信貴山の虎、南は平城宮の朱雀門と覚えると良いですよ^^;

↑ そして、こちらがSFっぽい?イメージで再現された石室です。
床の長方形の部分に寝転ぶと埋葬された気分を味わえるとか…^^;
キトラという不思議な名前とともに時空を超えたロマンを感じさせる演出ですね。ちなみにキトラとは、地名の北浦がなまったものだそうですが、四神にちなんで亀虎と記述されることもあるそうです。
頭上の天文図は、NHKのコズミックフロント★NEXTでも紹介されましたが、地球の自転軸は年々変化しているので、これの原本が中国で作られた年代までも推測できるのだそうです。もちろん、世界最古の天文図です。この他にもジオラマや説明パネル、出土品の展示、ビデオの上映などがありますよ。
近鉄の飛鳥駅からは徒歩で30分かかりますが、壺阪山駅からの方が近くて東の方向に徒歩15分ほどです。飛鳥駅からはバスもあります。
 

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