雨の元興寺塔跡

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↑ 今朝は、雨の中、元興寺塔跡の白梅を見てきました。
元興寺塔跡は、奈良時代に現在の奈良町エリア全体を境内としていた元興寺の東塔があった場所で、興福寺の五重塔よりも大きな塔が江戸時代の末期まで存続していました。正確な高さはわかりませんが、70m以上とも言われ、現在日本で一番高い東寺(京都市)の五重塔(54.8m)をはるかにしのぐ高さだったことになります。
興福寺の五重塔は何度か焼失して再建されたものですが、再建時には、この元興寺の東塔を参考にしたと言われています。現在、塔跡には、土壇と礎石が残されており、その南端部分に梅の木があります。4月には、写真の手前にある大きな桜が咲き、礎石の上に花びらを敷き詰めてくれます。

↑ 今朝は雨の中、ひっそりと白梅が見頃になっています。

↑ スイセンもまだ頑張っています。
今週から、お水取り(東大寺二月堂修二会)のお松明で奈良を訪問される方も増えてきます。
お松明の前に、是非、奈良町も見て行ってくださいね。^^/

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