- 2016-9-30
- ブログカテゴリー: 行ってきました!。
今朝は「荒ぶる雲海」(その1)の続きです。
今朝は、少し風があって霧が東から西へと流されていますが、かき消されることはなく、大量の霧が流れて行きます。
日の出の直前、東の空が真っ赤に輝いています。もちろん、朝日が出てからも絶景は続きます。
日が出てから、ほんの少しの時間だけは雲海の表面が赤く照らされて輝きます。普通は、日が当たってから対流が始まるのですが、今日の霧は風でかき乱されているので、ちょっと勝手が違います。^^;
流れて行った霧は榛原の市街地には停滞せずにそのまま菟田野方面の霧と一緒になって大雲海になりました。
鳥見山から南側に見える宇陀松山城(秋山城)跡です。雲海に浮かぶ「天空の城」になっています。南北朝時代に築かれ、大坂夏の陣の後で廃城になるまでは、大和郡山城や高取城と並んで、大和国支配の要衝でした。
また、市街地と雲海の境目は、巨大な霧の壁になっていますね。滝のようにも見えますが、実際は霧は下から上に吹き上げられています。