- 2016-8-31
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台風一過の青空が広がっていますが、明日は月が一晩中見えなくなる「新月」なので、ここ数日は星の観察には最適です。
ペルセウス座流星群の頃は、結構薄雲が出ていて、イマイチ天の川も綺麗に見えませんでしたが、このところ空気も澄んでいて星も良く見えています。 これから少しずつ夏の星座から秋の星座に移り変わっていきますが、同時に日没が早くなってくるので、まだしばらくは夏の星空も見ることができます。
下は、先週木曜日(8月25日20時30分頃)、宇陀松山夢街道の開催初日にその近くの又兵衛桜の前で撮影した天の川です。
ところで、地球が属する天の川銀河には肉眼では見えないものも含めると約1千億個の恒星があると言われています。偶然ですが、この数はこれまでに地球上に足跡を残した人類の総数にほぼ匹敵するのだそうです。
奈良県では、大阪や京都方面の街灯りを避けて、東部、南部に少し移動すると(南の空から天頂にかけての)天の川が見やすいです。
この時期は、日暮れから午後10時位までと時間的にも楽に観察できますよ。ただし、夜は冷え込むので、1枚余分に羽織って下さいね。