大仏殿万灯供養会と奈良大文字送り火

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なら燈花会も8月14日で終わり、昨日15日は、春日大社中元万灯籠に加えて、大仏殿万灯供養会大文字送り火が行われました。
一晩で3つ行くのはちょっと大変なので、今回は、大仏殿万灯供養会と大文字送り火を見ることにしました。
大仏殿の開門は午後7時、大文字の点火は8時なので、先ずは大仏殿に向かいます。
大仏殿万灯供養会は、お盆で帰省できない方にもご先祖様の供養をしてもらうという趣旨で始まったそうです。
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拝観券(大人500円)を購入する一般の拝観者は、通常通り大仏殿に向かって左側の券売所がある入口から入ります。
一方、住民の方などで拝観券が不要な方は正面の門から入ることができます。午後7時に照明が点灯されて門が開くとようやく列が動き出しました。
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午後7時に一度に拝観者がなだれ込むので、本当はもう少し時間を置いてからの方が良いのかもしれませんが、空の青さが際立つので撮影には丁度良い時間帯です。
三脚などの使用は禁止されていますので、カメラのISO感度を上げて撮る必要があります。
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正面から大仏さまを拝観させて頂き、その後時計回りで大仏殿の中を一周します。いつもながらこの大きさには圧倒されますね。
さて、この後の大文字送り火ですが、慰霊祭は飛火野で行われます。
「大」の字を綺麗に見るには、少し離れた場所から見る方が良いのですが、既に7時40分だったのでそれほど離れた場所に移動できる時間はありません。
とりあえず、飛火野の前を通って定番の浮見堂(鷺池)に向かいました。鷺池の西岸からは浮見堂と大文字がそれぞれ池に映り込むのを見られるとあって既に百人以上の観光客であふれかえっていました。
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ただ、ぎゅうぎゅう詰めというわけでもなく、またどこから大文字が見えるのかをご存じない方も多いからか、端の方なら撮影できる場所も残っていました。
鷺池からだと近すぎて「大」の文字に見えにくいのですが、浮見堂と一緒に池に映り込むのはやっぱり良いですね。
大文字送り火は、戦没者慰霊と世界平和を祈る火の祭典で、宇宙を意味する「大」を形作る火床の数は、人間の煩悩と同じく108つあるのだそうです。
 

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