凄いぞ!ラピュタは本当にあったんだ!

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今日の夕方、天気図では中国地方から近畿北部にかけて細長い雲が出ていて、あまり夕焼けは期待できないなと思っていましたが… 兵庫県の中部で激しい夕立があったらしく、奈良から見ると巨大な雲が夕日に照らされているのが見えました。

積乱雲(入道雲)は、どんどん上昇するので上部が凸型になっていますが、十数キロの高さ(対流圏界面)まで達するとそれ以上上昇できなくなって上部が平らになります。対流圏では、高度が上がるほど気温が下がるのですが、その上の成層圏では高度が上がっても気温が下がらないためです。
こんな風に上部が平らになった雲は、鉄床(金属を加工する時に載せる作業台)の形に似ているので「かなとこ雲」と呼ばれています。この中は凄い雷の嵐で、下の方は土砂降りの雨ですね。まさにラピュタの龍の巣のようです。

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