朝日に染まる霧

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先週末梅雨が明けた後、昨日は一気に夏の空気と入れ替わった感じで、空も晴れて昼間の気温がぐんぐん上昇しましたね。野迫川村の雲海景勝地から、久しぶりの星空ですが、夜明け前には、東の空高く昴(すばる:プレアデス星団)が昇り、左側には、ぎょしゃ座も見えています。


ぎょしゃ座の真ん中辺りを上下に天の川が貫いているのですが、今の時期、夜の早い時間に南の空に見える射手座方向の「濃い」天の川と違い、朝方見えるのは、外宇宙の方向になるので薄くて、あまりはっきりとはしません。一方、東の空の地平線から右上方向に延びる光は「黄道光」と呼ばれるもので、宇宙の塵が太陽の光を浴びて輝いているものです。こちらの方が天の川よりもはっきりと見えるかもしれません。


昨日は少し風があったので雲海はあまり成長しませんでしたが、風で巻き上げられた霧がダイナミックに変化し、朝日を受けて真っ赤に輝いてくれました。


下の方を画面左から右に流された霧が右側の斜面で高く舞い上がり、上空の風に乗って今度は右から左へと流されています。霧が後ろから朝日に照らされて、火の玉の様に見えますね。

この後、高野竜神スカイライン(R371号線)に移動して、鶴姫公園展望台にやってきました。ここは、星空観察でも人気がありますね。標高があって、都市部の光害の影響も少ないので、奈良県内でもトップクラスの環境でしょう。


鶴姫公園からさらに南下して「花園アジサイ園」にも立ち寄りました。高野竜神スカイライン(R371号線)は、ほぼ県境の上を走っているので、ここは奈良県ではなく和歌山県で「花園(はなぞの)」と言うのは地名(伊都郡かつらぎ町花園久木)です。
標高が高いため7月上旬から(今年は7月10日~)ですが、今の時期にアジサイの若い花を見られるのは嬉しいですね。ただし、開園は朝9時半からなので、朝早い時間だと外から眺める形になります。

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