なつぞらアニメーターと記紀神話

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NHKで放映中の朝ドラ「なつぞら」。
主人公の奥原なつ(広瀬すずさん)は、東映動画(東映アニメーション)などで活躍した草分けのアニメーター、奥山玲子さんがモデルだそうですね。現在は、日本初のカラー長編アニメーション「白蛇伝」(劇中では白蛇姫)にかかわるエピソードが放映されています。
ドラマで登場するかどうかはわかりませんが、初期の東映動画と言えば、記紀(古事記・日本書紀)神話をもとにした「わんぱく王子の大蛇(おろち)退治」というのもありました。


日本神話のハイライトシーンとも言えるスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するエピソードのアニメ化で、普通は髭の大男として描かれる事が多いスサノオが主人公の少年王子です。当時はディズニーアニメの影響もあったのでしょうか、キャラクターや背景のデザインは結構西洋風になっていて、可愛い動物のキャラクタも登場します。
この中で奥山玲子さんが担当したのは、月読命(ツクヨミ)と夜の食国(ヨルノオスクニ)のシーンです。アマテラス、ツクヨミ、スサノオは三貴子と呼ばれる重要な神様ですが、その中でツクヨミは古事記・日本書紀の中でもあまり記述が無く謎の多い存在です。

イメージ作りには苦労したのでしょうか、夜の食国は今で言えば「アナ雪」のお城(^^)、月読命はまるでSFのロボットの様な斬新な姿で登場しますが、実は弟(スサノオ)思いの優しいお兄さんで、その表情や表現手法は当時も大変評価が高かったそうです。
「わんぱく王子の大蛇退治」は、DVD化もされていてYoutubeでも予告編やハイライトシーンを見ることができます。今見ても、最新のCGアニメと比べても遜色ない素晴らしい出来栄えです。ちなみに演出助手は、後のジブリの高畑勲さん、音楽の担当は、ゴジラのテーマ曲などで知られる伊福部昭さんです。(宮崎駿さんは、この映画の公開年に入社)

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