竜田川の紅葉は、まだ?

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古来より木の葉を染める秋の女神様を「竜田姫」と呼ぶのだそうで、日本の紅葉の発祥地と言えなくもない「竜田」。今は地名として残っていませんが、平城京の南西にある竜田山が京都の嵐山にも匹敵する紅葉の名所とされていました。
百人一首に「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり」と二首も詠われています。
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さて、その竜田の名前を受け継ぐ竜田公園ですが、奈良の他の紅葉名所に比べると例年時期は少し遅いようで、現在川の周辺のモミジが見頃になりつつある状態です。
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山側のモミジは、まだ色づきが不十分なものが多いようです。
なお、公園中央の赤い橋(歩道)は現在通行止めになっています。また、以前は山側の中腹あたりに遊歩道があったのですが、年々草が生い茂って通りにくくなり、遂に草が背丈ほどになって通行困難になっていました。
無理に入ろうとすると「引っ付き虫」(地方により「どろぼう」などとも呼ばれるヌスビトハギの種)にやられます。(^^;)
また、どこが道かわからないので危険な状態でした。
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ある意味、知名度は高い場所なので、何とか整備してほしいところですね。逆に観光客が少ない穴場とは言えるかもしれません。

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